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新宿タカシマヤのビリッカーのイベントにJOYが参加…「人と人をつなぐきっかけになるスポーツ」

2016.04.11

 4月9日(土)、「FTW×TAKASHIMAYA BILLICCER STATION」が新宿タカシマヤで開催され、タレントのJOYやリサメロディー、今回の企画をプロデュースしたFTWの創設者でありフットサル日本代表の滝田学、ペスカドーラ町田の中井健介といったゲスト陣によるスペシャルマッチも行われた。

 今回は、フランス発祥の「ビリッカー」を体験できる1日限定のイベント。当日の受付で集まった参加者とゲスト陣が即席の「JOYチームvsリサメロディーチーム」を結成し、新感覚スポーツの魅力を味わった。当初、ゲスト陣はスペシャルマッチのみでの参加予定だったが、参加者と一緒のチームで蹴りながら、会場を巻き込む演出でイベントを盛り上げていった。

 新宿タカシマヤを訪れる人や、通行人など、1階JR口に設けられた特設会場には、大きな人だかりができ、たまたま通りがかった人も足を止めるなど、まさに老若男女問わず、イベントに注目しているようだった。

 ビリッカーの魅力も存分に発揮された。サッカー経験者が手馴れたキックを披露する一方で、サッカーやフットサルのボールの扱いに慣れていない子どもや女性も、同じピッチ、同条件で試合に参加。「参加前の楽屋では『絶対に簡単。全部決める』と話していたのですが、やってみたらめちゃくちゃ難しかった。サッカーを経験していたからどうとかという感じではなく、女性や子どもが上手に決めたりもします。サッカー歴なども関係なく、何が起こるかわからない勝負ができるというのはすごく楽しかったですね」と、JOYもサッカーとビリヤードを掛け合わせたこのスポーツの魅力を体感したようだった。

 さらにJOYは、ビリッカーの可能性にも言及する。「そもそも『疲れない』ということもいいですね。だからこそ、『ビリッカーバー』のようなものができて、みんなでお酒を飲みながらワイワイ蹴る機会があってもいいなと感じました。みんなの距離が縮まりますし、そういうツールとしても魅力。人と人とをつなぐきっかけになるスポーツですね」。イベントには女性参加者も多く、「女性がやりたいと興味を持ってくれたことはすごいと感じましたし、ブームにつながるのかなと」、今後のさらなる盛り上がりを予感させるイベントとなった。

 司会を務めたリサメロディーも「新スポーツのビリッカーは流行ること間違いなし」と太鼓判をおす。ポップ・シンガーであるリサメロディーは小学生時代にサッカー少年団に所属し、男子に交じってプレーした経験を持つ。その際には、「女だからと手加減をされたり、バカにされて悔しい思いをしたこともあった」と言うが、「ビリッカーは、女性でも気軽に楽しめるし、案外、女性のほうがうまかったりすることもあるかもしれない」と感じたと言う。「『言葉がなくてもビリッカー一つで楽しめる!』と間近で熱い試合を見ていて感じましたし、日本人同士だけではなく、いろんな国の方々と会話ができなくてもこのスポーツを通して真剣に、夢中になれる。そんな魅力を感じました」と、まさに万国共通の味わいがあることこそ、ビリッカーの新鮮な魅力のようだった。

 短い時間ではあったが、2部構成のイベントを通じて多くの参加者がビリッカーを体験し、その様子を目撃した多くの人が、ビリッカーという新スポーツに触れた。これはビリッカーの今後の拡大ということのみならず、企画をプロデュースしたFTWの思い、「フットサルで世界をつなぐ(FUT THE WORLD)」を体現するものに他ならなかった。

 イベントを終え、そのまま新宿タカシマヤ4階特設会場の「ART×OMOSHIROI あるとおもしろいSHOP」で開催されているFTWのポップアップショップ(4月12日まで開催中!)に足を運ぶ人も多く見られた。FTWが表現する“衣・食・蹴”とは、まさにこの人のつながりこそ、目指しているものである。異スポーツ、異業種、様々な人との新たな出会い、そうした多くのきっかけを通して新しいカルチャーが生まれ、根付いていくのだろうと、そんなことを思わせるイベントとなった。

FTW:http://futtheworld.tokyo

ART×OMOSHIROI あるとおもしろいSHOP
■URL:http://blog-shinjuku.takashimaya.co.jp/men2/201603/article_5.html

By サッカーキング編集部

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