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日本のLEVER ON、香港チームとの死闘を制してAVPCL決勝進出!

2016.05.12

 2016.04-05シーズンのAsia Virtual Pro Champions League(AVPCL)準決勝(1stleg、2ndleg)が10日に行われ、LEVER ONは香港チーム『KILLER K』と対戦した。


 1stlegをホームで迎えたLEVER ONは、この日も4-4-1-1システムを採用。左サイドバックにVELLFIRE-0022、右サイドはMeru-Cafeに変更されたが、それ以外は前回同様のスターティングメンバーとなっている。対するKILLER Kも前回同様3-5-2システムを採用。お互い大きな変更なく試合に臨む。

 試合開始直後から、お互い激しいプレスの掛け合いで主導権を争うなか前半15分、KILLER KのDevi_77が強烈なミドルシュートを放つと、続く18分にもdeelau_hkのボレーシュートがLEVER ONのゴールを襲うなど、じわじわとKILLER Kが主導権を掴みかける。


 しかし26分、LEVER ONのフォワードaragumanが相手ボランチの一瞬の判断ミスを見逃さずボールを奪取すると、スペースに走りこんだHolynoelにパス。これを冷静に左隅に流し込みLEVER ONが先制する。

 49分、この試合初めてLEVER ONのディフェンスラインが崩れると、中央から突破され、GKと1対1の場面を作り出してしまう。これはシュートの力がなくLEVER ONのゴールキーパー真正面へいく。83分、LEVER ONのディフェンスラインの前にぽっかり空いたスペースを、KILLER KのPHMKennethがすかさず入り込み反転シュートを放つも左ポスト直撃。

その後も試合は終始KILLER Kペースで進んでいたが、守備的布陣を敷いたLEVER ONがかろうじて守りきり、1stlegはこのまま1-0で試合終了。LEVER ONは優位性を持ったまま2ndlegに臨むこととなった。

2ndleg、前半44分と後半58分に何れもクロスバー直撃のミドルシュートを放ちLEVER ONが押し気味に進めていたが、62分、ディフェンスラインの裏をKILLER Kに上手くとられゴールキーパーと1対1の場面を作られてしまう。一度はLEVER ONの守護神jj-_-jj0000が防ぐも、こぼれ玉を再度叩き込まれて痛い失点を喫してしまう。

その後はお互い一歩も譲らず、試合はそのまま0-1で終了。2試合終え、アグリゲイトスコア1-1の同点となり再試合が決まった。(なお、再試合にアウェイゴールルールは適用されない)

再試合はお互い守備に重きを置いた形で試合は進み、中盤の攻防が激しさを増すなか、32分にセットプレーからの流れをKILLER KのPHMKennethがクロスからヘッドするも、これは惜しくも左サイドネットに。

39分、今度はLEVER ONのMeru-Cafeが中盤でインターセプトすると、今大会好調のHolynoelへ絶妙のスルーパス。ゴールキーパーと1対1の場面になるも、Holynoelがこれを決めきれず膠着状態は続く。

結局、その後も試合は動かず0-0の引き分け。再々試合へと突入する。

再々試合、先制攻撃を仕掛けたのははLEVER ON。6分、Holynoelが左サイドを抜け出すと得意のドリブルでカットインしてシュート! これは惜しくも左のポストに阻まれるも、7分にも強烈なミドルシュートを放つなど、重い足枷が外れたかのように、躍動感ある攻撃が戻ってきている。

なおも攻撃の手を緩めず猛攻を仕掛け続けるLEVER ONは、前半アディショナルタイム、Meru-Cafeからのクロスをaragumanがヘッドで叩き込み待望の先制点を奪う。

後半、KillerKが怒涛の攻撃を仕掛けてくるもLEVER ONの堅い守りは揺るがず、逆に73分、LEVER ONのコーナーキックから混戦でPremium__G-ZONEが倒されたと判定されペナルティキックを獲得。これをPremium__G-ZONEが左隅にきっちり決めて、2-0とリードを広げる。

結局このまま試合終了。計4試合、2時間にも及ぶ死闘を制した日本のLEVER ONが決勝進出を決めた。

[試合結果]
1stleg
LEVER ON 1-0 KILLER K
2ndleg
KILLER K 1-0 LEVER ON
再試合
LEVER ON 0-0 KILLER K
再々試合
LEVER ON 2-0 KILLER K

【AVPCL準決勝試合動画】
LEVER ON vs KillerK

再々試合

【決勝戦は日本のLEVER ON vs 台湾のASIA AVENGERS】
 13日(金)に行われる決勝は、日本のLEVER ONと、インドネシア王者を下して勝ち上がってきたアジアの多国籍チーム(日本人も3名所属している)台湾のASIA AVENGERSが相まみえることとなった。

 FIFA Club Japan Cupに続き、アジアの頂点となるタイトル獲得まで後一歩と迫ったことについてLEVER ONのPremium__G-ZONEは、「準決勝は本当に苦しめられました。でも最終的には決勝の舞台に勝ち進むことができて本当に嬉しいです。試合中はもちろん全員でハードワークしたし、試合後も全員で改善点を共有しあってきたことが 彼らよりもほんの少し上にいけた事に繋がったと思います」

「決勝の相手となるASIA AVENGERSは中盤の奪取力が素晴らしいので、ショートカウンターには十分警戒しています」

「Japan Cupが始まる前に獲得したフォワードのaragumanは、既に完全にチームに馴染んでいるし、守備陣もRAZGRAIZ-7を中心に安定している。必ず優勝出来ると信じています」

 一方の対戦相手、ASIA AVENGERSのnecotimは決勝進出についてこう語っている。

「チームメイト達のメンタル面での強さを感じますね。試合で先制されても全く動じないし、常に全員がポジティブです。その気持ちの強さが今回の結果に結びついていると思っています」

「日本のチームはどこも良く統率がとれていて、実際のサッカーさながらの組織的なプレーをしますね。 決勝で当たるLEVER ONも同様ですが、その完成度の高さには驚きます」

「今回優勝すれば、ASIA AVENGERSにとっては二回目のAVPCL制覇となります。初代王者の名に恥じない試合ができるよう頑張ります」

決勝
13日(金)24:30~

LEVER ON
https://www.youtube.com/channel/UCgGx8gMouVZoyK8r_QxCkUg
ASIA AVENGERS
https://www.youtube.com/channel/UCsLpjdHOIUreyWKGCfBaw9g


試合時間がずれる可能性があります。
最新情報はこちらのtwitterにてご確認ください。
https://twitter.com/FIFA_JSL

AVPCL4th情報
http://jsl.main.jp/wp/?p=3214

[参加国、地域]
日本、香港、韓国、台湾、シンガポール、中国、インドネシア、マレーシア、タイ
(合計185クラブ、選手数約2000人)

主催:JeFA

By サッカーキング編集部

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