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Digital Sports Day Vol.5 開催報告レポート

2019.04.04

2019年3月18日(月)に株式会社フロムワンとプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社(以下PSI)が共催する『Digital Sports Day』〜スポーツ×デジタルを学ぶ月イチ分科会〜第5回を開催。

『Digital Sports Day』ではスポーツのデジタルマーケティングの話題を中心に、プラスクラスの代表取締役を務める平地大樹氏の単独トークやその道のプロをゲストに呼んでのトークセッションを開催している。

以前行った全ての回で、9割以上の参加者に満足いただいた『Digital Sports Day』だが、今回はPSI代表の平地氏による『スポーツ×デジタルの“近い“未来』というテーマのもと、マーケティングの一大カンファレンスで語られた内容について単独トークセッションを行った。

Jリーグのデータ活用について話す平地

前半は、約100万以上のIDを持つJリーグのデータ活用構想について語られた。Jリーグアプリの登録データや利用履歴など、プライベートDMPと呼ばれるデータベースに蓄積することで、ひとりひとりの顧客にパーソナライズされた情報を届けることを可能にしたという。

また、他業界のデータ活用状況よりもJリーグは比較的に進んでおり、その要因としては優秀なマーケター人財がリーグに集まってきていることが挙げられた。

Bリーグのデータ活用について話す平地

後半は、リーグ開幕当初からデータ活用を謳ってきたBリーグの活用することを意識したデータ蓄積方法など、スポーツ事業のマーケティングにおけるデータ蓄積から活用方法について語られた。Bリーグの今後の事業方針としては、スポーツを「観る人」だけでなく、「する人」のデータも取得し、個人情報を統合することで、ビジネスに活用していく動きがあるという。

今回のセッションではスポーツの違いによってデジタルマーケティングのアプローチはさほど変わらず、意外にもスポーツのデジタル化は進んでおり、今後のさらなる発展には、Jリーグが成功した要因のように、他業界から優秀なマーケター人材がスポーツ業界に集まることが必要不可欠になると語った。

次回、4月9日(火)は『ファンが支えるスポーツチームの未来』のテーマについて、PSI代表の平地氏と株式会社ventus 取締役COO 梅澤優太氏がセッションを行う。

興味のある方は参加してみてはどうだろうか。

【4月9日(火)開催!】Digital Sports Day vol.6『ファンが支えるスポーツチームの未来』

By サッカーキング編集部

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