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マッジョ(イタリア代表DF)「長友はエリート集団のインテルに適した選手」
投稿日時:2012年02月12日 10:06
[ワールドサッカーキング 2012.02.16(No.207)掲載]
圧倒的な走力と運動量を武器に、右サイドで異彩を放つクリスティアン・マッジョ。「欧州制覇」を懸けた戦いを間もなく迎えるナポリ、イタリア代表のキーマンとなるこの韋駄天がライン際を激しく上下する限り、チームの勢いが衰えることはないはずだ。
まず始めに聞きたいことがあるんだ。ゴールを決めた後、君はナポリ・ファンに向かってお辞儀をしているんだけど、その意味を教えてくれないかな?
マッジョ 一言で言えば、ファンへの感謝の気持ちさ。サン・パオロ(ナポリのホームスタジアム)の歓声は、どこのスタジアムにも負けないほど力強い。ファンにはいつもとてつもなく大きなエネルギーをもらっているからね。お辞儀はナポリに加入してから始めたんだけど、それは自然な感情から生まれたもの。ファンに何らかの形で“お返し”をしたかったんだ。彼らへの愛情は、時間の経過とともにどんどん大きくなっているよ。
チャンピオンズリーグ(以下CL)のグループリーグではバイエルン、マンチェスター・シティー、ビジャレアルが同居した“死のグループを突破した。ナポリにとっては歴史的な出来事だったんじゃない?
マッジョ そうだね。選手、監督、そしてクラブ首脳陣は、今シーズンの目標の一つに「CLでのべスト16進出」を掲げていたんだ。チームとして大きな一歩を踏み出せたことは間違いない。戦前の予想ではナポリがここまでやれるなんて大抵の人が信じていなかったしね(笑)。決勝トーナメントに勝ち残ることで僕たちの実力を証明できたことが何よりうれしいよ。
決勝トーナメント1回戦の相手はチェルシーだ。CLでの快進撃はまだ続くと思う?
マッジョ それは僕たち次第だね。この調子をキープして、今までと同じ気持ちで決勝トーナメントに臨むつもりだよ。僕たちはグループリーグでバイエルンと互角に戦えたつもりだし、マンチェスター・Cからは勝利を手にすることもできた。ナポリはどのチームが相手でも恐れてはいないよ。
それはセリエAでも?
マッジョ 確かにリーグ戦では調子を落としている。僕たちにはCLで心身ともに少し疲弊してしまっている部分があるかもしれないね。でも、その遅れを取り戻す時間はまだ十分にあると思っている。
つまり、ナポリはまだスクデットをあきらめたわけじゃない。
マッジョ もちろん! 今シーズンのスクデット争いは昨シーズン以上に混戦になるはずさ。そのトップ集団の中にナポリも含まれていると信じているんだ。
ナポリ以外にスクデット争いに食い込んできそうなチームは?
マッジョ 当然、ミラン、インテル、ユヴェントスといった“常連”は間違いないと思う。中でもミランとユーヴェは優勝候補の“本命”じゃないかな。戦力の顔触れはもちろん、チームの完成度も極めて高いからね。彼らに続くのがナポリやインテル、ウディネーゼやラツィオといったところかな。特に、今シーズンのラツィオはスケールアップしていて、かなり手ごわい印象を持ったよ。
当面のライバルとなりそうなインテルはここにきて猛烈な追い上げを見せている。
マッジョ ようやく本来の姿を見せ始めたようだね。特に、ミラノ・ダービーに勝利(編集部注:1月15日に行われたセリエA第18節。インテルは1-0でミランに勝利)したことで、更に勢いは増すはずだよ。まあ、彼らの強さは想定内だけどね(笑)。

昨年10月のインテル戦で長友と激しくマッチアップ。57分には彼との競り合いに勝ち、チーム2点目をマークした
インテルと言えば、ユート・ナガトモの活躍は見逃せないよね。
マッジョ 同じサイドプレーヤーとして本当にスゴい選手だと思う。僕がナガトモのプレーを見て驚いたのは、戦術理解力の高さやテクニックもそうだけど、何と言ってもあの機敏さだね。ビッグクラブに引き抜かれる選手というのは、他の選手に負けない突出した武器、あるいは特大のポテンシャルを備えているものなんだ。その意味で、ナガトモはエリート集団のインテルに適した選手だし、それにふさわしいパフォーマンスも見せているよ。
では、ノヴァーラでプレーしているタカユキ・モリモトについては?
マッジョ モリモトはまだ若くて粗削りな部分があるけど、インパクトは相当強いよ。カターニア時代にも何度か顔を合わせたことがあったんだけど、今シーズン、ノヴァーラと対戦した時は一段と存在感が増していたように思う。伸びしろはまだまだ残されているし、楽しみなストライカーに成長しそうだよね。
日本人選手がイタリアで活躍していることに驚きはなかった?
マッジョ いや、それはないよ。今に限らず、日本はハイクオリティーな選手を数多く輩出しているからね。例えば、ヒデ(中田英寿)やナカムラ(中村俊輔)とかね。
そう言えば、ナカタとはフィオレンティーナ時代にチームメートだったよね。
マッジョ そうなんだ。テクニックは間違いなくセリエAでトップクラスだったし、リーダーとしてチームをまとめる素質も備えていた。日本人とは思えないほど強烈なパーソナリティーを発揮していたよ。
<続きは ワールドサッカーキング 2012.02.16(No.207)でお楽しみください>>

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圧倒的な走力と運動量を武器に、右サイドで異彩を放つクリスティアン・マッジョ。「欧州制覇」を懸けた戦いを間もなく迎えるナポリ、イタリア代表のキーマンとなるこの韋駄天がライン際を激しく上下する限り、チームの勢いが衰えることはないはずだ。
インタビュー・文=マルコ・アッツィ 翻訳=後藤奈美
ナポリはどのチームも恐れてはいない
マッジョ 一言で言えば、ファンへの感謝の気持ちさ。サン・パオロ(ナポリのホームスタジアム)の歓声は、どこのスタジアムにも負けないほど力強い。ファンにはいつもとてつもなく大きなエネルギーをもらっているからね。お辞儀はナポリに加入してから始めたんだけど、それは自然な感情から生まれたもの。ファンに何らかの形で“お返し”をしたかったんだ。彼らへの愛情は、時間の経過とともにどんどん大きくなっているよ。
チャンピオンズリーグ(以下CL)のグループリーグではバイエルン、マンチェスター・シティー、ビジャレアルが同居した“死のグループを突破した。ナポリにとっては歴史的な出来事だったんじゃない?
マッジョ そうだね。選手、監督、そしてクラブ首脳陣は、今シーズンの目標の一つに「CLでのべスト16進出」を掲げていたんだ。チームとして大きな一歩を踏み出せたことは間違いない。戦前の予想ではナポリがここまでやれるなんて大抵の人が信じていなかったしね(笑)。決勝トーナメントに勝ち残ることで僕たちの実力を証明できたことが何よりうれしいよ。
決勝トーナメント1回戦の相手はチェルシーだ。CLでの快進撃はまだ続くと思う?
マッジョ それは僕たち次第だね。この調子をキープして、今までと同じ気持ちで決勝トーナメントに臨むつもりだよ。僕たちはグループリーグでバイエルンと互角に戦えたつもりだし、マンチェスター・Cからは勝利を手にすることもできた。ナポリはどのチームが相手でも恐れてはいないよ。
それはセリエAでも?
マッジョ 確かにリーグ戦では調子を落としている。僕たちにはCLで心身ともに少し疲弊してしまっている部分があるかもしれないね。でも、その遅れを取り戻す時間はまだ十分にあると思っている。
つまり、ナポリはまだスクデットをあきらめたわけじゃない。
マッジョ もちろん! 今シーズンのスクデット争いは昨シーズン以上に混戦になるはずさ。そのトップ集団の中にナポリも含まれていると信じているんだ。
ナポリ以外にスクデット争いに食い込んできそうなチームは?
マッジョ 当然、ミラン、インテル、ユヴェントスといった“常連”は間違いないと思う。中でもミランとユーヴェは優勝候補の“本命”じゃないかな。戦力の顔触れはもちろん、チームの完成度も極めて高いからね。彼らに続くのがナポリやインテル、ウディネーゼやラツィオといったところかな。特に、今シーズンのラツィオはスケールアップしていて、かなり手ごわい印象を持ったよ。
当面のライバルとなりそうなインテルはここにきて猛烈な追い上げを見せている。
マッジョ ようやく本来の姿を見せ始めたようだね。特に、ミラノ・ダービーに勝利(編集部注:1月15日に行われたセリエA第18節。インテルは1-0でミランに勝利)したことで、更に勢いは増すはずだよ。まあ、彼らの強さは想定内だけどね(笑)。

昨年10月のインテル戦で長友と激しくマッチアップ。57分には彼との競り合いに勝ち、チーム2点目をマークした
マッジョ 同じサイドプレーヤーとして本当にスゴい選手だと思う。僕がナガトモのプレーを見て驚いたのは、戦術理解力の高さやテクニックもそうだけど、何と言ってもあの機敏さだね。ビッグクラブに引き抜かれる選手というのは、他の選手に負けない突出した武器、あるいは特大のポテンシャルを備えているものなんだ。その意味で、ナガトモはエリート集団のインテルに適した選手だし、それにふさわしいパフォーマンスも見せているよ。
では、ノヴァーラでプレーしているタカユキ・モリモトについては?
マッジョ モリモトはまだ若くて粗削りな部分があるけど、インパクトは相当強いよ。カターニア時代にも何度か顔を合わせたことがあったんだけど、今シーズン、ノヴァーラと対戦した時は一段と存在感が増していたように思う。伸びしろはまだまだ残されているし、楽しみなストライカーに成長しそうだよね。
日本人選手がイタリアで活躍していることに驚きはなかった?
マッジョ いや、それはないよ。今に限らず、日本はハイクオリティーな選手を数多く輩出しているからね。例えば、ヒデ(中田英寿)やナカムラ(中村俊輔)とかね。
そう言えば、ナカタとはフィオレンティーナ時代にチームメートだったよね。
マッジョ そうなんだ。テクニックは間違いなくセリエAでトップクラスだったし、リーダーとしてチームをまとめる素質も備えていた。日本人とは思えないほど強烈なパーソナリティーを発揮していたよ。
<続きは ワールドサッカーキング 2012.02.16(No.207)でお楽しみください>>

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